大学3年生の鉄道研究会夏合宿は四国であった。

 さすがに時間があるので、全線を乗り潰した。

 その四国の玄関口と言えば、高松駅であり、当時は、まだどこも電化されておらず、DF50の天国であった。

 9月でも日差しはまだまだ夏のような強さがあり、夕方でもギラギラしていた。

 そんな高松駅からDF50が牽引する客車列車が各地に出発して行った。

  
                                            1980年9月2日 高松駅